トラベラーヘルパー

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海外 持ち込み禁止 食品 理由

海外から持ち込み禁止の食品と理由

海外旅行から帰国する際、持ち込み禁止の食品があることをご存知ですか?持ち込み禁止の理由は主に以下の3つです。

海外 持ち込み禁止 食品 理由


1. 家畜伝染病の侵入防止

肉類や乳製品などの動物由来の食品には、口蹄疫、アフリカ豚熱、高病原性鳥インフルエンザなどの家畜伝染病のウイルスが付着している可能性があります。これらの病気は、日本国内では撲滅されているか、発生数が非常に少ない状態です。違法に持ち込まれた肉製品から病原体が侵入し、日本の畜産業に甚大な被害を与えるおそれがあるため、持ち込みが禁止されています。

2. 外来生物の侵入防止

果物や野菜などの植物由来の食品には、日本の生態系に悪影響を及ぼす恐れのある外来生物の種子や病原体が付着している可能性があります。例えば、アメリカ原産のミカンコミバエは、日本の柑橘類に深刻な被害を与える可能性があるため、ミカンやオレンジなどの果物の持ち込みが禁止されています。

3. 人の健康保護

一部の国や地域で流行している病気にかかっている動物の肉や乳製品を食べることで、人が感染する恐れがあります。例えば、狂牛病が流行している国や地域の牛肉や乳製品の持ち込みは禁止されています。

持ち込み禁止の食品の具体例

以下は、海外から持ち込み禁止の食品の具体例です。

  • 肉類: 生肉、ソーセージ、ハム、ベーコン、干し肉など
  • 乳製品: 牛乳、チーズ、バター、ヨーグルトなど
  • 卵: 生卵、ゆで卵、加工卵など
  • 果物: みかん、オレンジ、アップル、バナナ、マンゴー、パイナップルなど
  • 野菜: じゃがいも、玉ねぎ、ニンジン、トマト、ピーマンなど
  • その他: ハチミツ、加工食品(レトルト食品、缶詰など)

持ち込みが許可されている食品

以下の食品は、適切な条件を満たせば海外から持ち込むことができます。

  • 加熱処理された肉製品: 缶詰、ジャーキーなど
  • 殺菌処理された乳製品: チーズ、ヨーグルトなど
  • 乾燥果物: レーズン、プルーン、イチジクなど
  • ナッツ類: アーモンド、くるみ、カシューナッツなど
  • 加工食品: クッキー、チョコレート、キャンディーなど

持ち込みに関する情報

海外から持ち込める食品の種類や条件は、国や地域によって異なります。最新の情報については、以下の機関にご確認ください。

まとめ

海外旅行から帰国する際は、持ち込み禁止の食品の規則を守ることが重要です。持ち込みが許可されている食品であっても、適切な条件を満たしていない場合は持ち込みできない場合があります。最新の情報を確認し、ルールを守って楽しい旅行をお過ごしください。