ドライフルーツ 飛行機 国際線
ドライフルーツは、持ち運びが簡単で栄養価も高いため、旅行のお土産や軽食として人気があります。しかし、国際線でドライフルーツを持ち込む際には、いくつかの点に注意する必要があります。
1. 検疫
多くの国では、植物防疫法に基づき、果物や野菜などの植物製品の持ち込みを規制しています。ドライフルーツも植物製品に含まれるため、持ち込みには制限がある場合があります。
持ち込みが禁止されているドライフルーツ
- 新鮮な果物や野菜を乾燥させたもの
- 種子類
- 土壌が付着しているもの
持ち込みが制限されているドライフルーツ
- 1kg以下のもの
- 個包装されているもの
持ち込みが許可されているドライフルーツ
- 1kgを超えるもの
- 個包装されていないもの
ただし、国によって規制が異なるため、渡航先の国の検疫当局に事前に確認することをお勧めします。
検査証明書の取得
持ち込みが許可されているドライフルーツであっても、検査証明書の取得が必要となる場合があります。検査証明書は、輸出国の政府機関が発行するもので、植物病害虫の有無を検査したことを証明するものです。
検査証明書の取得方法
- 輸出国の検疫当局に問い合わせる
- 現地の農園や加工工場に問い合わせる
2. 手荷物・預け荷物
ドライフルーツは、手荷物でも預け荷物でも持ち込むことができます。ただし、液体類と一緒に持ち込む場合は、液体類の持ち込み制限に従う必要があります。
3. 機内持ち込み
手荷物で持ち込む場合は、液体類の持ち込み制限に加え、以下の点にも注意する必要があります。
- 個包装されているもの
- 密閉容器に入っているもの
4. 預け荷物
預け荷物で持ち込む場合は、液体類の持ち込み制限はありません。ただし、破損や盗難のリスクが高くなるため、貴重品と一緒に持ち込むことは避けてください。
5. その他
- ドライフルーツは、密閉容器に入れて持ち込むことで、虫やカビを防ぐことができます。
- 高温多湿な場所での保管は避け、涼しい場所で保管してください。
まとめ
ドライフルーツを飛行機で持ち込む際には、検疫、手荷物・預け荷物、機内持ち込み、その他などの点に注意する必要があります。渡航前に渡航先の国の規制を確認し、適切な方法で持ち込むようにしましょう。
参考情報
- 農林水産省:https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2311/spe1_02.html
- 厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/index_00006.html
免責事項
本回答は、あくまでも参考情報であり、法的助言ではありません。ドライフルーツの持ち込みに関する最新情報については、渡航先の国の検疫当局にご確認ください。